“勝つこと”を追い求める“努力”をやめ、“勝ち”とか“努力”とか、それらへの執着をそっと手放した瞬間から、ようやく前に進むための一歩が踏み出せるのです。

これを、「諦めの境地」と言います。

つまり、今現在あなたに見えている現実は「幻想」であり、「諦めの境地」にたどり着いた人間こそが「幻想である」ことに気付けるのです。

人間というのは、その瞬間瞬間に一喜一憂します。

その感情は、誰にでも備わっているし私にもある。

しかし、「幻想」の事実を知っている私からすると、瞬間の出来事なんて長い目で見れば大したことではないことに気付けるのです。

人間は何歳まで生きるのでしょうか?

80歳まで生きると考えれば40歳の人間からすればまだ折り返し地点に過ぎません。

その時に、その場の感情でその時の瞬間に大きく反応する人間であれば「諦めの境地」にたどり着くことは不可能でしょう。