藤哲也とケニー・オメガ・・・

どちらもユニットのリーダーではあるが、「リーダー素質」を考えると、やはり軍配は内藤哲也に上がってしまう。

まず、ケニー・オメガを見ると、俺が!俺が!的な感じがどうしても否めない。勿論、プロレスラーとしては必要な「能力」でもあるし「センス」ではある。

ただ、ユニットのリーダーという立場から見ると、他の選手を上手く巻き込んではいない。

例えるなら、サラリーマン。

ユニットのリーダーという立場は「上司」に当たるわけだが、ケニー・オメガのやり方は、「俺の背中を見てろ!」・・・的な感じ。

私ら40代世代は、このやり方で上司から教え込まれてきたが、今の若い人たちは、ゆとり感情があるので、しっかりとしたケアや助けがなければついていけないのではないかと思う。

ただ、プロレスの世界は、そんな温いことは言えないのかもしれないが、AKBの元総監督「高橋みなみ」を考えると、ケニー・オメガはリーダーとしてふさわしくないのではないか?と。

その辺は、飯伏幸太にもあたるが、「まとめる力」は、別の能力が必要であり、人望的な要素も必要になる。

ケニー・オメガについてまとめると・・・

1個人としてのパフォーマンスでいえば、文句のつけようがない。

むしろ、魅力しかない。

ただ、リーダーという立場は、それでは無理。

部下や仲間をしっかりと意識し、そして、ケア・対応・・・何よりも「バレットクラブ」としての存在感を高めないといけない。

対して、内藤哲也・・・

このユニットの最大の魅力は、「BUSHIの存在」ではないかと思う。

内藤哲也と同い年のBUSHIの存在が、ロス・インゴベルナブレス・デハポンを上手くまとめている感じがする。

傍から見ると、内藤哲也の二番煎じ感はあるが、ある意味それがイイ。

組織でいえば、内藤哲也という上司の言動や行動をすべて受け入れてくれる同い年の存在・・・

言わば、絶対服従の同い年の仲間がいる・・・

EVILとSANADA、

両選手は、まだ20代なので、正直、右も左もわからない「子供」。

プロレスという世界でどーやったら「花を咲かせる」ことが出来るのか?ここが難しいところでもある。

どれだけ実力があっても「花を咲かせる」ことが出来ずにくすぶる選手もいる中で、内藤哲也の側、ロス・インゴベルナブレス・デハポンというユニットに加入していることは、これからのプロレス人生としては、「プラス」しかないだろう。

つまり、人生を成功させるためには「環境」がマジで大事。

  • 環境に恵まれない・・・
  • 環境の選択ミス・・・
  • 環境を脱却する「勇気」・・・

今の、小池百合子を見ると、すべてがわかると思うのだが www

もし、分からない人がいるなら・・・

田中、菊地、丸、野村・・・この辺から見る「黒田と新井」の存在。

手本があれば、迷うことはないってこと。

では。