2017.8.13 両国国技館で行われた「G1クライマックス27・優勝決定戦」内藤哲也 vs ケニー・オメガ。最後は、内藤哲也のフィニッシュホールド「ディスティーノ」で勝利した。
そして、2日後に東スポwebより公開された記事でIWGP挑戦権利証について言及した。
◆【新日本】G1制覇の内藤 IWGP挑戦権利証争奪戦は1戦限定
新日本プロレスG1クライマックス覇者・内藤哲也(35)が14日、来年1月4日東京ドーム大会のIWGPヘビー級王座挑戦権利証(現王者はオカダ・カズチカ)についての青写真を明かした。保持者に義務付けられる防衛戦の相手に石井智宏(41)を指名した一方で、年内の権利証争奪戦は「1戦のみ」と限定する意向を示し、他選手の挑戦も募った。内藤の真意とは――。
4年ぶり2度目のG1制覇から一夜明けたこの日、内藤は恒例の権利証を獲得。防衛戦の挑戦者候補にはG1公式戦と7月米国大会で2連敗中の石井を指名した。
IWGPやICのベルトを放り投げてきた男にしてはやけに模範的な態度だったが、会見後に馬脚を現した。「ところで祝勝会どうしようか?」と言葉を発すると同時に携帯電話を取り出しBUSHIをファミレスに招集。BUSHIは優勝祝いにと自身がオーナーを務める「丸武商店」のから揚げ持参で駆け付けたが、無念にも店内持ち込みは禁止だった…。
激闘のダメージをローストビーフ丼で癒やした内藤は、権利証の防衛ロードについて問題を提起。「義務付けられているならやるけど、これ防衛期限とか決まってないんだよね? そもそも権利証の防衛戦って何回もやる必要ある? 俺は1回で十分だと思うよ」と疑問を投げ掛けた。
近年のG1覇者は年内に2~3回の防衛戦をこなしてきたが、システム採用後の5年間で権利証の移動はなし。それだけに内藤は「百歩譲って、俺に勝った人間がドームのメーンを主張するのはいい。でも例えばその人間がさらに負けて、移動の移動となった場合は説得力に欠けない? それに俺が移動後にリマッチ権を主張したらどうなるの? 回数を1回に区切れば、そんなシラける展開は心配ないし、緊張感が生まれるでしょ」と年内1戦限定方式を提案した。
「確かに俺は石井を指名したけど、他の選手が名乗りを上げるならそれは尊重して再検討しますよ。別に俺に負けた選手がリベンジしたいって言ってもいい。これが最初で最後のチャンスだよ」と新日プロの全選手を対象に、挑戦希望者を募った。
ご満悦の内藤は「グラシアス、グラシアス。祝ってもらってばかりじゃ悪いから、これ、お返しに」と、丸武商店のから揚げで本紙が支払った食事代を相殺しようとする荒業。この男を制御できる人間は誰かいないのか――。
引用記事:東スポweb
この記事に対するネットの声は・・・
- ちゃんとBUSHIの店の宣伝もしてあげる東スポは優しい
- この東スポの記事だけは別格で面白い。プロレスを盛り上げようとする内藤と東スポの気持ちが嬉しい。
- イービルはおそらく両国でオカダに挑戦(防衛後に内藤が現れてドームに向けて戦線布告付き)だろうから、ここは思い切ってサナダが権利書挑戦をぶち上げてほしいな。リーグ戦の内容も総じてよかったし、ここはロスインゴ同士の同門でも容赦ない試合内容を見せることで他のユニットを圧倒してほしいな。内藤vs石井、、、ちょっと見飽きたでしょ、、、
- ちなみに権利証持ったレスラーは未だにドームのメインで勝った事がない。さぁ今年はどうなるか。
- やっぱりこの挑戦権利証は廃止した方がいい。東京ドームのカードを考えたらタイトル保持者は防衛戦を組まれるから、タイトル保持者以外の選手が優勝するって安易に予想できる。今回も内藤優勝を当てたファンも多いんじゃないかな。俺も本命は内藤と思ってた。
- 内藤選手にしては、と言ったら語弊があるかもしれませんが、勝った後の会見からとてもまっとうなことをコメントしていると思う。ぜひ内藤選手の意向を反映してもらいたいですね。内藤選手にリベンジしたい選手が出てくるかどうかは疑問だけど・・・オカダにしても、棚橋にしても別の因縁が生まれているようだし・・・
- 言っていることはごもっとも。権利証はあまり意味なさそうだし。それなら勝者の特権で一番やりたい選手をご指名して対戦するのがいいでしょう。
- 俺はオメガに勝ってほしかったが昨日のG1優勝はすごかった。素直におめでとうをいいたいです。いやすごかった!
- 早速手を打ってきたか。そりゃベルトはともかく、権利書争奪を乱発ってのはおかしい話だわな。何のためのG1って話だし個人的には間が長すぎるG1~1.4ドームの流れにもメスを入れて欲しい。
- 権利書を賭けた闘いをやる理由がないもんな。この権利書が誰かに渡るわけもないし。内藤にはその辺も言い放ってほしかったな。
- 1・4東京ドームが特別な舞台だというのは理解できるけどさ、G1覇者として熱があるうちにタイトル戦やるべきだと思うけどね。1月まで権利証を掛けてチャンピオン以外と戦う意味がわからん。
- 権利者の防衛とかいらないでしょ。
- G1に、優勝して権利証をもらった事で、1.4の東京ドームのメインは、内藤哲也選手で、いいと思う。どうして、争奪戦をする必要があるのか?新日本プロレスは、意味わからない事だらけ。
- そもそも権利書に争奪戦の権利があること自体おかしい。過酷なG1という連戦を勝ち抜いて獲った1.4のメインの座をたった一戦で奪い取れるというのは卑怯。このような義務は無くしてほしい。
- なぜか東京ドームだけ権利証うんぬんみたいなことになるけど今年のIWGPに挑戦した人ってだいたい乱入なんだから権利証って何?って思うわ。柴田はえらいハードル課されてたかと思えばコーディとかえ?なんか実績あった?みたいなのも挑戦してるし。
- 内藤哲也さんのこの破天荒さが好きでプロレスに興味を持ち始めました。内藤さん面白いわ~。
私個人の感想
2017.8.13 両国大会が終了してから次の日に「一夜明け会見」が行われたわけだが、以外にも権利書を受け取ることにびっくりした。
ただ、東スポ記事にも書かれている通り、近年のG1覇者は年内に2~3回の防衛戦を行ってきたが、「1回」に限定していることは内藤哲也の中でプランが存在するのではないかと思う。
そのプランとは・・・
同門対決である。
EVILは、おそらく10月の両国国技館でオカダ・カズチカに挑戦すると思うので、残るはSANADA。
今年の「G1」でSANADAは、オカダ・カズチカとケニー・オメガとBブロックで闘ったが、自身が語る「新しいSANADAを見つけた」というのがファンの間では伝わっていない気がする。
もし、SANADAの化学変化を望むのであれば、内藤哲也からボコボコにやられた方がいいような気もするが・・・おそらく、スマホインタビュー「『G1』優勝記念・内藤哲也インタビュー!!(前編)」を読む限り、BUSHIからは「コレってどう思う?」高橋ヒロム、EVILなんかも相談に来ます。と書かれていることから、想像でしかないが、SANADAは内藤哲也に相談したり助言をもらったりはしないのではないか?
だから、あえてリングの上で気付かせるというか、教えるというか、SANADAの良さを引き出すというか・・・オカダ・ケニーと闘ってもイマイチ変化が見られないことを考えれば残るは内藤哲也しかいないのではないか?
下半期の抗争を考えれば、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンはケイオスと闘うことになるわけだが、石井智宏と闘った後のことを考えると、次の対戦相手が後藤洋央紀、もしくはYOSHI-HASHIになりそうで怖いのが気がかり・・・。
では。