昨日 (2017.10.21)に行われた新日本プロレス東金大会「永田裕志・中西学デビュー25周年記念試合」。
最後は涙の感動で幕を閉じたのですが・・・
バックステージコメントで涙とは無縁の挑発!?をした選手が存在した。
そう、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの内藤哲也である。
内藤「ロス!インゴベルナブレス・デ・ハポンとして、2回目の東金大会。去年はメインイベント。勝ったハズなのに、負けた永田がなかなかリングから下りず、マイクを譲らず。なぜかね、『ゼアッ』で締めてたよ。今年は誰も求めてないのに、永田がメインで、セミが我々、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン。たしかに、永田がいるからこの東金大会はできるのかもしれないけどね? 今日、こうやって会場に来ているお客様がいったい何を求めてるのか? 『ゼァ』を求めているのか、それとも『デ・ハポン!』の大合唱を求めているのか。まあ、どうせ、今日は勝っても負けても『ゼァ』やるんでしょ? みなさまの声を聞いてよく考え直した方がいいよ。東金のお客様も待ち焦がれているよ、我々と一緒に『デ・ハポン!』の大合唱をね。……とはいえ、25周年ですか? 素晴らしいことだと思いますよ。でも、そろそろね、立場をわきまえた方がいいんじゃないですか永田先輩、中西先輩。じゃあ、皆様、また明日、鹿沼でお会いしましょう。アスタ・マニアーナ。アディオス!」
引用記事:新日本プロレス公式
去年はメインイベント。勝ったハズなのに、負けた永田がなかなかリングから下りず、マイクを譲らず。なぜかね、『ゼアッ』で締めてたよ。
しかし、なぜ、記念試合なのに内藤哲也は挑発するのか?
それは、来年の東金大会を盛り上げるためである。
・・・東金市と言えば永田裕志の地元。プロモーターは永田裕志。つまり、挑発をすることでお客様をたくさん集め盛り上げられるということなのである。
また、こんな考え方もできる。
内藤哲也は真面目で誰よりも新日本プロレスを愛している。永田裕志も新日本プロレスに所属して25周年目である。
つまり、新日本プロレスを愛しているもの同志だからこそ、盛り上げたい!一肌脱ぎたい!力になりたい!と思うのである。
・・・印象的なシーン。
内藤哲也が2013年の「G1」で優勝した時、バックステージで永田裕志が待っていた。そして、抱擁し内藤哲也の目からは大粒の涙がこぼれた・・・
本隊所属時、永田裕志から大変お世話になったであろう内藤哲也が、今は恩返しをしている最中。
一見、内藤哲也のコメントは場違いな気もするが、性格から考えてもそれはあり得ない。
最後に
永田裕志はバックステージコメントでこのようなことを言っている。
いままで誰も何遂げていない前人未到の記録、IWGP戴冠最年長記録を堂々と公言して随分経ちますから、これを必ず実現させたい!そのためにはテレビ朝日の力が必要だよ。テレビ朝日と野上慎平、そして皆さんの『Me』が必要なんです。その『Me』を動かせるような体力とかプロレスを魅せていこうと思います。頼んだぞ!野上!」
IWGP戴冠最年長記録・・・
もし、達成する瞬間、もし、永田裕志にチャンスが巡ってくるのであればその時の相手は内藤哲也でお願いしたい。
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- 現在最年長戴冠記録:49歳10ヶ月 – 天龍源一郎
- 永田裕志の生年月日と年齢:1968年4月24日 (49歳)
挑発なくして興行は成り立たず・・・
なるほどぉ~
そういう絵図を描ける内藤さんは、やはり
「プロレス
否!
興行というモノが分かっている」
ということなのでしょうね。
勉強になります!