前回の記事で、内藤哲也の「ワールドタッグリーグ2017」のパートナーが飯伏幸太の可能性についてお話させていただきました。
・・・単なるプロオタ【深読み】だったんですが、ありがたいことに読者様からの反響がとても良かった www
なので、懲りずにまた別角度から「内藤哲也&飯伏幸太」の可能性について書かせて頂こうかと思います。
内藤哲也は、2015年6月にメキシコ遠征に行った。そのとき何を感じ、何を思っていたか?
「この遠征で何かを持ち帰らなければプロレス人生が終わる。」
そして、「突き抜けることが出来ない、中堅レスラーで終わる」
当時の内藤哲也は、本隊に所属し「ベビーフェイス」で活躍はしていた。
しかし、トップには、棚橋弘至、中邑真輔、AJスタイルズ、オカダ・カズチカと錚々(そうそう)たるメンバーが存在し、伸び悩んでいた・・・いや、トップ前線に食い込むことは難しかった。
類稀(たぐいまれ)な身体能力を持ちながら「天才」とまで言われていたが、お客様からはなぜか?支持されなかったのです。
そして、メキシコで本家ロス・インゴベルナブレスのメンバーから教わったことは・・・
「トランキーロ・焦んなよ」
焦ってばかりいた内藤哲也にとってデスティーノ(運命)的な言葉。
それから、焦らずに入場し、焦らずにベルトを追いかけることを辞め、焦らずに「時」を待った。
そしたら、勝手にベルトが寄ってきて、勝手にお客様が手のひら返しし、勝手に人気がうなぎ上りになっていった。
結果、約2年でトップに立った。
2018年には東京ドームのメインに立ち「3つ目の夢」が叶う。
では・・・
なぜ、この話をしたのか?
・・・もし、内藤哲也が本隊所属のままプロレスを続けていたら、今現在の人気は存在しないだろう。
そして、本隊所属と言う責任感を拭い去らなかったら、言いたいことも言えずに伸び悩んでいただろう。
つまり、責任感という部分が「そこ」には存在するのである。
勿論、内藤哲也には「新日本プロレスを盛り上げる」と言う責任感は存在するし、我々ファンにもその気持ちは十二分に伝わる。
それが、飯伏幸太の場合はどうか?
試合を盛り上げるというのは伝わる。
けど、責任感と言う部分では伝わらない・・・それが、棚橋弘至の指摘だ。
でも、棚橋弘至の指摘を、棚橋弘至の後釜として新日本プロレスに上がり続け「縛り付けたら」飯伏幸太の「良さ」が消えてしまうのではないか?
その良さとは・・・
自由である。
・・・自由と聞いて、あなたが考えることは???
そう、
ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンなんです。
2016年11月5日・大阪大会で時限爆弾が爆発し、登場したのは高橋ヒロムでした。
それから、2016年12月10日・宮城大会でロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに加入するまでは、このような言葉を残している。
オレを「自由」にさせてくれるユニットならどこでもイイよ!
自由・・・
そして、今の高橋ヒロムはロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに加入して自由奔放にプロレスをしている、また、自由にプロレスをしている中でもしっかりと我々ファンを楽しませてくれている。
飯伏幸太。
自由な男である。
この男の生きる道・・・ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンがしっくりくるのではないだろうか?
最後に。
ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの加入条件は、内藤哲也よりも年下。
内藤哲也と飯伏幸太は同級生で35歳。
もし、加入条件が年下以下であるならば飯伏幸太は条件を満たしていることになる・・・多少強引ではあるが www