みんな、もう飽きちゃったですよね。
目を覚ましてください!
外国人ファンも飽きちゃって、
日本のファンもすごい、飽きちゃってる。
毎日見るからさぁ。
・・・この言葉は、2018年7月15日(日):東京・大田区総合体育館で行われた「G1クライマックス28・Bブロック開幕戦」
ケニー・オメガ vs 内藤哲也
試合後のケニー・オメガが内藤哲也に対して発したコメントである。
このコメントにより、何となくファンの中でケニー・オメガの言っていることは正しいという空気が流れたのは確かだ。
私個人的には、飽きられているなんて思っていなかった・・・
しかし、周囲の声というものに流されそうになったのは事実。
また、この大田区大会の1週間前・・・
アメリカ大会でロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのメンバーである高橋ヒロムがケガをした。
そのことにより、この「飽きられた」という声に勢いが増したのはあるだろう。
けど、今現在、どこ吹く風である。
「飽きられた」なんて言葉を発するものなどいない。
私的に、2018年の内藤哲也は不毛すぎる年だった思っている。活躍できる場を意図的に少なくされ、タイトルマッチにもそれほど絡めなく、格下の選手ばかりとシングル戦を行う。
ただ、これは、内藤哲也側から見れば、ただの言い訳だ。
どんな状況下でも話題を提供できるし、チャンスが少ないのであればその1回のチャンスをしっかりとモノにしていけばいいだけの話。
しかし、今の内藤哲也のポジション。
SNSで軽く、対戦相手を煽ることが出来るポジションではない。
なぜなら、会社が内藤哲也に「価値」を付けているから。インタービュー記事、スマホ日記、週刊プロレスのコラム・・・すべて有料になっている。
その「狭い縛られた空間」の中で話題を提供し、飽きられないように努力しなければならない。
例えば、タイチならSNSなどで後藤に対して散々煽り、盛り上げることに成功した。
その結果、今現在の人気を獲得することに成功した。
ただ、これが内藤哲也のように「狭い縛られた空間」だけでパフォーマンスをするとなると果たしてここまでの人気を獲得できたかと言えば、どうかと思う。
また、会社から価値を提供され、真摯向かい合い、その声に答えるべき行動が出来るかと言えば難しいところでもある。
そこで、ケニー・オメガの「飽きられた」という言葉を払拭するためとまでは言わないが、10月の両国国技館大会で新たなパレハ「鷹木 信悟」がメンバーとして加わった。
鷹木信悟と言えば、内藤哲也と同い年で、浜口ジムの仲間でもある。
今回、2人の対談記事(後編)が公式よりリリースされたのだが、ちょっとおもしろいことを発見した。
鷹木「ただね、これだけは言っておきたいんだけど、(浜口ジム時代)内藤は俺のことが嫌いだったかもしれないけど、俺は内藤のことは嫌いじゃなかったから!(笑)」
内藤「ハハハハ!」
☆新日本プロレスのスマホサイトで全編を公開中!https://t.co/hyYx1jHtxD #njpw pic.twitter.com/gb9Pv1MGCo— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) December 22, 2018
結論から言うと・・・
内藤哲也の肩の荷が下りたようにも感じた。
鷹木信悟が大人で
内藤哲也が子供みたいな感じ。
これ・・・ユニットのリーダーとしては、上手くまとめるというスキルが必要なのだが、例え、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの決まりとして「自由」とあったとしても少なからずメンバーを気にしなければならない。
しかし、この対談記事を読むと、鷹木信悟が内藤哲也の発言に対して大人の対応で切り抜けていることが何となく分かる。
つまり、1人ロスインゴのときの内藤哲也に戻るのではないのか?という兆しが見え隠れしたのである。
鷹木信悟という存在。
もし、内藤哲也が絶対的な信頼を寄せられているのであれば、これから内藤哲也が起こす行動がある意味「破天荒」であったとしても軌道修正を自らではなく、鷹木信悟に委ねるという考えがある、・・・となれば、また、「制御不能」な内藤哲也が見れるのではないだろうか?
これは、経験談になるのだが・・・
私が内藤哲也のポジションで仕事をしていた時の話。
1日の仕事量が、例えば、5人で「10」とするならば、4人で「10」は忙しくなる。
しかし、毎日、毎日5人で「10」をこなしていただけでは、何も成長はない。
そこで、私は、自分に課せられる仕事ではなく新たな仕事にチャレンジしたとしよう。
すると、私の仕事を誰かがやらなくてはいけなくなる。
当然、私の仕事をやる人は忙しくなるだろう。しかし、私の志やグループとしての成長ために私が動いていることを理解できているのであれば、他の人間はイヤな顔せずにその仕事が出来るのである。
つまり、これを内藤哲也と鷹木信悟に当てはめると、鷹木信悟がいることで、内藤哲也の仕事を出来るようになる。
そうなると、内藤哲也の自由が復活する。
で、そのようなことを任せられる人間ってなんとなく、すべてをこなしても自分の時間を作ることが出来るような人でもある。
つまり、鷹木信悟の存在が、ある意味、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンがさらに前進するためのパレハと考えることも出来るということだ。
まぁ、対談記事からの強引な派生なので、現状など分からないが、「少年」の内藤哲也を感じたので、この考えに至りました。
・・・BUSHIもいるけどね www
では、ありがとうございました。