ちょっと、冷静になって考えてみる・・・
現在、新日本プロレスでは「Gクライマックス27」が行われているが、Aブロックは、内藤哲也、棚橋弘至、ザック・セイバーJrが、3勝1敗で並んでいる。
もし、本当に内藤哲也が「G1クライマックス27」で優勝し、2018年の東京ドーム大会のメインイベントに立ったら・・・・
どうなるのか?
・・・と冷静に考えてみる。
今現在でも、これだけのブームを巻き起こしている内藤哲也・ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン.
さらに「G1優勝」と「東京ドームメイン」をトッピングしたらプロレス人気はどこまで加速するのか?
ある意味「未知」でもある。
内藤哲也は、記者会見の場でも、G1に関するインタビューでひっきりなしにこのように語っている。
G1優勝という「ジャンプ台」を踏んだらどこまで上がってしまうのか?
・・・もし、もしですよ。
どこまで上がってしまうのか?の「疑問形」で話を終わらせてしまうのであれば、ただ、気持ちが高ぶっている状態なのでそれほど興味は湧かないんです。
けど、今回はこの言葉も付け加えている・・・
今の俺なら「乗りこなせる」と・・・2013年のG1優勝時は乗りこなせなかった・・・でも今の俺なら。。。
例えば、いたって普通の生活をしている人間が宝くじで「6億円」当てたとする。
そうすると、途端に金銭感覚がおかしくなり、会社を辞めるだの、家を買うだの、高級車をゲットするだの始まってしまう。
つまり、「6億円」を乗りこなせないということだ。
もし、それなりの生活を送っている人の考えなら「6億円」を使ってさらに増やすことを考えるのが必然。
要は、乗りこなすためには経験値が必要になるわけだ。
じゃ、今の内藤哲也はG1優勝という「ジャンプ台」を本当に乗りこなせるのか?
・・・きっと、上手に乗りこなせるだろうと思う。
なぜなら、酸いも甘いも経験済みだからだ。
だから、私は、その世界を覗いてみたい。しっかりとジャンプ台を利用し地に足を付けて高く舞い上がった内藤哲也を。
・・・そしたら
- メディアの露出が増えるのか?
- 金の雨をさらに降らせるのか?
- メンバーのためにジャンプ台を利用するのか?
・・・はたまた、私たちの想像を超える何か大きいものを魅せるのか?
G1優勝というジャンプ台ではるか遠くに舞い上がった内藤哲也が一切ブレることなく「お客様ファースト」で乗りこなす姿を見てみたいのである。
いや、魅せてくれるだろう。
プロレスラーは俺が!俺が!の世界。けど、内藤哲也は俺が!俺が!の中に、チーム全体のためとお客様のためが入り混じっている。
それが、私たちファンにも感じるからこそ、G1優勝というジャンプ台を乗りこなす内藤哲也を見てみたいのだ。
最後に。
内藤哲也は、「ある大きな武器」を未だに振り下ろしていない。
そう、
雑誌「Number プロレス総選挙 2017」で第1位を獲得したことだ。
この武器をどこで振り下ろしてくるのか?また、この武器をどのように使ってくるのか?ちょっと気になっているところ・・・
では。