2018年4月29日:グランメッセ熊本で行われた「IWGPインターコンチネンタル選手権試合」鈴木みのる vs 内藤哲也。

王者、鈴木みのるから勝利した内藤哲也だったが、かつてインターコンチネンタルベルトを粗末に扱ってきただけに、動向が注目されていました。

そして、その初日が、2018年4月30日:鹿児島・姶良市総合運動公園体育館大会だったわけですが・・・

結果・・・

ベルトを持ってこないで入場・・・

私的には、再度「破壊するのではないか?」と浅い【深読み】していましたが、持ってこないと言う暴挙!?

・・・いや、これは本当に暴挙だと思うのです、ある意味。

だって、姶良大会の内藤哲也コメントを見てください!

内藤「今日のお客様の歓声、聞きましたか? IWGPインターコンチネンタル王座を皆様見たいわけじゃないんだ。皆様が見たいのは、内藤哲也ですよ。今日、会場のお客様が証明してたでしょ? あれだけ熱狂させられるんだよ、内藤哲也は。実際、1月4日、東京ドーム、オカダに敗れた俺に、クリス・ジェリコYOSHI-HASHI、タイチが突っかかってきたわけですよ。『NEW JAPAN CUP』1回戦、ザック・セイバーJr.に敗れた俺に、“王様”鈴木みのるが近づいてきたわけですよ。わかる? ベルトがなくても、みんな俺とやりたがんだよ。俺は話題を振りまけるんだよ。というわけで、これから俺もう、ベルト持って来ないから。必要ないでしょ? 実際、俺がベルト持って来なくても、また新たに話題を振りまく自信があるからね。誰かが突っかかってきますよ。そのうち? いや、すぐに来ると思いますよ。こんなおいしい獲物、逃すわけないでしょ? まあ、そのへん、俺が皆様に証明していきますよ。ま、さらに詳しい(ベルトを)持って来ない理由を聞きたいですか? 聞きたいですか? 聞きたいでしょ? じゃあ、また明日、大分大会に来ればいいじゃないですか。さらに詳しいお話を明日、もし皆さんが来てくれるならね、ご説明いたしますよ。じゃあ、明日、大分でお会いしましょう。アスタ・マニャーナ、Adios」

引用記事:新日本プロレス公式

おもしろいでしょ?

暴挙でしょ!?

どこが?

そう、ココの部分です!

ま、さらに詳しい(ベルトを)持って来ない理由を聞きたいですか? 聞きたいですか? 聞きたいでしょ? 

じゃあ、また明日、大分大会に来ればいいじゃないですか。さらに詳しいお話を明日、もし皆さんが来てくれるならね、ご説明いたしますよ。

この意味分かりますか?

2018年4月29日:グランメッセ熊本では・・・

まあ、明日以降、俺がどう扱うのか。まあ、それは明日の(4.30)姶良大会まで、皆様、いろいろなことを想像しながら楽しみに待っててください。(※報道陣に向かって)皆様も、明日の姶良大会、取材に来ていただけるんですよね? 俺のベルトの扱い方、注目していただきたいですね。

引用記事:新日本プロレス公式

姶良大会まで報道陣を誘導し、姶良大会では、2018年5月1日:大分・大分イベントホールまで誘導している。

つまり、5月3、4日の福岡・福岡国際センターまでベルトの動向を引き延ばす考えなわけです。

イイですか?

ここで、内藤哲也の考えていることを【深読み】すると・・・

内藤哲也は、新日本プロレスが大好きです。他の団体のことは一切気にしません!どのレスラーよりも「新日愛」に満ち溢れている選手なんです。

事実、2020年1月4日:東京ドームまでにスマホゲームが完成することになったのですが、このプロジェクトの主役は元オーナーの木谷氏が認める内藤哲也になったわけ。

それで、ベルトの動向を引き延ばしている理由・・・

それは・・・

5月3日:福岡国際センターのチケットがまったく売れていないから。

・・・意味分かりますかね?

熊本、姶良、大分・・・とベルトの動向の話題を引っ張っているということは、当然、福岡まで引っ張るということですよね?

つまりね・・・私は何を言いたいのか?

内藤哲也は5月3日:福岡大会の主役でもないし、メインで試合をするわけではありません!

でも、チケットが売れていないので、話題を提供し、ストーリーを展開し、少しでもお客様が会場に足を運んでくれるように行動しているわけです。

これは、メインイベントに上がるケニー・オメガのためでもあるし、バレットクラブのためでもある。大きく捉えるなら新日本プロレスのためでもあるのです。

・・・その「愛」が伝わってしまうのです、私には。

必ず、今回のベルトの動向、ストーリー、福岡まで引っ張りますよ。

もしかしたら、5月3日に誰か挑戦者が現れるかもしれません。

・・・しかし、

・・・これは、会社の指示なのか?

いや、内藤哲也本人が思いついたこと、愛があるから出来る行動なのでしょう。

最後に。

グランメッセ熊本で内藤哲也敗れた「ハダカの王様」鈴木みのるは、この姶良大会でどのようなコメントを残すのか?と注目していましたが・・・残念ながら「ノーコメント」でした。

ちょっと、寂しい感じもしますが、私的には、この大会の注目度が高かっただけに、何かしらのコメントを残すことが王様の宿命だったと思うのですが・・・

追記 (2018年5月1日)

みんと様から頂いたコメント・・・「4月30日に鈴木みのるがツイッターを更新しています。個人的に勝手に深読みし、勝手に感動してしまったので、ぜひ見てみてください。」を見て追記させていただきます。