今年の「G1クライマックス27」のチケット代についてちょっと書こうかと思います。
2017.8.13 両国国技館の優勝決定戦のチケット価格が例年より1万円くらい値上げになった。
2017.8.13 チケット価格
- 砂かぶり(パイプ椅子席)前売:30,500円
- アリーナA(桝席)前売:20,500円
- アリーナB(桝席)前売:15,500円
- 2F特別席(椅子席) 前売:10,500円
- 2F指定席(椅子席) 前売:5,500円
ただ、結果は、10,280人(札止め)完売。
私は、このビジネスの手法は面白いと感じております。
なぜなら、今年の「G1クライマックス27」の優勝が丸腰の内藤哲也と予想していた人が大半であり、両国国技館に集まったお客様は、大半が内藤哲也の優勝を見たかった。
つまり、優勝が分かった上でのチケット代値上げ、そして、結果「完売」・・・
これが指すものは、完全なエンターテイメントとしての成功を物語る。
勿論、内藤哲也の相手がケニー・オメガだったということもあり、相手に不足なし・・・もしかしたら波乱があるのではないか?と・・・
タマ・トンガの意味深な動きもありました。
また、バッドラック・ファレの高橋ダリルの破壊というギミックもあった。
その2つの演出を手掛けた上での「完売」。
これは勝者新日本プロレスと言っていいでしょう。
さらに言うならば、内藤哲也のロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの成功も「数字」として証明された。
・・・何度も言うが、私は、この先の内藤哲也にマジで注目している。
2020年に上場するという会社の目標が存在する中、今の売り上げの「2倍」が必要になる。(※現約40億円、上場は100億円)
この先、どのようにして売り上げを倍にしていくのか?
勿論、メディアでの露出も増えるでしょう。
でも、プロレス内でのストーリーでロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンにつぐ何かが欲しいところ。
その役目は、飯伏幸太とケニー・オメガだろうと読んでいる。
また、「一夜明け会見」で内藤哲也がジャンプ台に乗り現在上昇中という表現をしていた。
内藤哲也自身の次なる目標は明確で「東京ドームのメイン」、この先の景色を楽しみにしている。
・・・ここで、私なりの今現在の「今後の展開予想」を少し書こうと思う。
2018年の東京ドーム大会で内藤哲也はメインの舞台に上がる。けど、オカダ・カズチカには負けるだろう。そして、2019年はセミファイナルで出場。2020年に内藤哲也は再びメイン立ち、オカダ・カズチカに勝利し勝者となる。
・・・これが「今現在」のストーリー予想だ。
ちなみに、2019年は誰がメインに上がるのか?
第一候補としては、やはりオカダ・カズチカとケニー・オメガ。ただ、内藤哲也とケニー・オメガという路線もあり得るかもしれない。
なぜなら、このままの展開を【深読み】するのであれば、来年2018年6月の大阪城ホール後、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの抗争はケイオスから本隊へと変わるからだ。
その時、ケニー・オメガがベビーになり本隊に所属となれば可能性はある。飯伏幸太との遭遇もあったわけだから。
ただ、ケニー・オメガの場合「WWE」という路線も考えなければならない。けど、私的にはそれはないと踏んでいる。ケニー・オメガの性格からしてWWEに行くより新日本プロレスに所属している方が、自分のプランを会社が飲んでくれるから。
後は、ビジネスに興味があるケニー・オメガですから、今の新日本プロレスの飛躍を肌で感じていたい・・・また、ケニーオメガ自身、自分の戦略で数字が伸びていることに満足している・・・そんな気がする。
ちょっと、私なりにケニー・オメガというレスラーのことを深く考えると、プロレスに関してもビジネスにしても戦略にしても・・・どれをとっても凄いとしか言いようがない。
まぁ、【深読み】ですが・・・
では。