間という生き物は、自分の決断が本当に正しいのか?と迷うときがあります。

そんなときに、近くに成功者がいて、経験談を語ってくれる人が側にいれば迷うことはありません。

また、時間短縮にもなります。

時間は有限です。

1人で解決しようとすると遠回りし、最悪、解決できないときもある中で「頼れる人」が近くにいることで近道が与えられます。

だいたい、人間が大きな決断をしようとするときは「よくなる方向」を考えるときになりますが「逆に失敗したくない!」と心から強く思っているのです。

そんな中で、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンには、内藤哲也というメンバーにとって「頼れる」人間がいます。

週刊プロレスを読んで、記者が「アドバイスを受けるか?」という問いに「あまり受けていない」とメンバーは答えますが、果たして本当にそうなのか?

私は、内藤哲也が側にいること事態が、ある意味アドバイスであり、頼れる存在が近くにいることが既にアドバイスを受けている状態だと考えます。

仕事の流儀・プロフェッショナルを見ると分かりますが、内藤哲也の手にはいつもスマホがあります。

そこで、流れる映像はプロレスであり、その日の試合でしたよね?

つまり、内藤哲也本人は、意識的に自分の動きをチェックしているのですが、この「必ずチェックしている」という行動こそがメンバーに対する安心感でありアドバイスとなるのです。

例えば、EVILが内藤哲也にこんな質問をすると思いますか?

昨日の試合ワールドで見た?

おそらくしないですよね?

つまり、EVILは、内藤哲也がすでに試合をワールドで見ていることを前提に話を進めていくはずなのです。

ここから考えられることは、メンバーに対して「内藤哲也は見ている」と植え付けられていること。

なので、どの試合の、どのシーンを言っても話が通用するわけですから、話がスムーズに進む。

これこそが、アドバイスされている状態に値すると私は思うのです。

以前、ダウンタウンの番組で、スマホなしで目的地にたどり着くみたいな番組があった時に、TMレボリューションの西川貴教氏がこのようなことを言っていました。

ダウンタウンの番組は「義務」で見ている。

なぜなら、ダウンタウンから質問されたときに即答できるため・・・と言っていた。

これは、西川氏主導の行動になりますが、「備えている」という考え方で物事を捉えれば、内藤哲也も同じ行動をしていますよね?

人が真剣に悩みを打ち明けるときというのは、その時点で頭の中に動画が再生されています。

相談される側としては、同じように動画が流れている状態を常に作り上げているのが好ましい。

なぜなら、相談する側は真剣だから。

まぁ、この人だったら分かってくれる!と信頼があるから相談するのですが・・・

最後に。

内藤哲也というレスラーは、相談されるために準備している感覚はないと思う。また、仕事だと思ってそのような行動を起こしていない。

つまり、自然体であり、それが当たり前の状態にある。

これが、仕事と考える人がいるならば、そこに信頼関係は構築できないだろう。また、信頼がなければ、離脱者もいたと思う。

しかし、ジェイ・リーサル以外、メンバーが欠けていないことを考えれば、しっかりとした信頼関係が構築されていると判断するのがファンとしての捉え方だ。

・・・これは【深読み】ですが、演出抜きの考え方で記事を書いています。

P.S

この記事であなた伝えたいことは、内藤哲也みたいな存在が側にいるかということ。

その悩みの種類にもよるが、家族でもいいし、上司でも、彼氏彼女でも構わないと思う。

絶対的に信頼できる人間が側にいることで、時間短縮になるので、もし、そのような存在が、今現在悩んでいることに対していないのであれば、早急に探した方がイイ。

人生1度きりなので・・・