7月25日に更新された「スポーツ報知」の記事によると・・・

内藤率いるメキシコ発ユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」のTシャツは飛ぶように売れ、17日の新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス27」の開幕戦・北海道・北海きたえーる大会では1日でTシャツ(3000円)、キャップ(3500円)の「内藤グッズ」1100点以上が売れまくった。これはグッズ人気2番手の「バレットクラブ」の約2倍。

らしい・・・

この情報の凄いところは、G1クライマックス27の開幕戦「1大会」だけで1,100点も売れたということ。では、全19大会で行われる「G1クライマックス27」では、単純に「20,000点以上」売れるという計算になる。

金額にすれば・・・約3,000円の商品が20,000点になるので・・・

6千万円!!!

凄いですね~ 汗

勿論、会場の大きさや観戦者数にもよるので、すべての会場で1,100点売れるとはならないと思うが、「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」の人気は衰え知らずであり、増す一方であることがスポーツ報知の記事を読んだだけでも分かってしまう。

今現在の新日本プロレスの状況を考えると、日本での人気は「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」だが、海外では、「バレットクラブ」となっている。

ただ、内藤哲也のインタビュー「Interview with Los Ingobernables de Japon #25」を聞くと、海外では「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」関連グッズは、売っていないらしい。

【動画】「Interview with Los Ingobernables de Japon #25」

だから、しょうがなく「バレットクラブ」のグッズを身に着けているお客様も多いとのこと。

もし、海外でも「本格的に」販売されることになれば、会社としても万々歳だろう。

・・・しかし、この人気はどこまで続くのだろうか?

スポーツ報知記事全文

◆サッカー元日本代表まで夢中にさせる「超カッコイイ」内藤哲也がプロレス界を変えていく

今、日本のプロレス界で最もファンの熱い視線を浴びているレスラーは誰か?

191センチの長身にイケメン、IWGP王者として実力NO1の「レインメーカーオカダ・カズチカ(29)か。バラエティー番組に多数出演の「100年に一人の逸材」美し過ぎるレスラー・棚橋弘至(40)か。いや、待って欲しい。今、リング上だけでなく、ファンのファッションにまで影響を及ぼし、満員札止めの「プ女子(プロレス女子)」たちに自分と同じ黒いTシャツを着させてしまうカリスマ・レスラーがいる。

新日本プロレス内藤哲也、35歳。異名は「制御不能のカリスマ」。エンジのスーツを着ての入場。Tシャツを着たままのスピード抜群のファイト。その抜群の身体能力に場内には「ナイトー」という野太い声援と黄色い声が交錯する。

今月発表されたスポーツ誌Number」のプロレス総選挙(総投票者数3万5483人)でも1万5351票をかき集め、1位に輝いた。2位は棚橋の1万4292票、3位のオカダは9335票だった。

sinota.hatenablog.jp

拡大し続ける、その人気。新日の東京・後楽園ホール大会で、かれこれ四半世紀の付き合いになる元サッカー日本代表MFの岩本輝雄さん(45)とリングサイドで偶然、顔を合わせた。94年、当時J1のベルマーレ平塚(現・湘南)担当だった時に出会った岩本さんは甘いマスクに左足の強烈なキックで当時、Jリーグ1、2の女性人気を誇った。アジア大会ファルカン・ジャパンの10番も背負った名プレーヤーは今、サッカー指導のかたわら、タレント活動も。AKB48やプロレスの熱烈なファンとして知られ、解説席に座ったりもする。

「やっぱり、内藤が一番かっこいいよね。いろんな意味で」。笑顔で言う岩本さんが半年ほど前、内藤そっくりのロン毛の金髪にしていたのも知っている。

元日本代表で抜群の人気を誇った「テルちゃん」まで夢中にさせる内藤のレスラーとしての“フェロモン”。その証拠に内藤率いるメキシコ発ユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」のTシャツは飛ぶように売れ、17日の新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス27」の開幕戦・北海道・北海きたえーる大会では1日でTシャツ(3000円)、キャップ(3500円)の「内藤グッズ」1100点以上が売れまくった。これはグッズ人気2番手の「バレットクラブ」の約2倍。「去年の4月に内藤が(オカダを下し、IWGPヘビー級の)チャンピオンになってから、爆発的に売れています。nWoに匹敵するくらいですね」と新日の物販責任者。アメリカWCW発祥の「nWo」Tシャツは97年に爆発的ブームになり、6億円の売り上げを記録。電通調べで約43億円の経済効果を生み出し、新日本プロレスが法人所得で娯楽部門85位にランクインするほどの“社会現象”となった。

今、内藤が生み出している「ロス・インゴ―」ブームは、明らかにそれに匹敵する規模まで膨らんでいる。

2015年5月、新日でくすぶっていた内藤は脱皮の機会を求めて、メキシコの団体・CMLLに遠征した。当地のユニット「ロス・インゴ―」に加入したことで「ヒール」として完全に一皮むけて帰国。「ロス・インゴ―」の末尾に日本を意味する「デ・ハポン」を付け、Tシャツ、キャップと自らファッション・リーダーに。レスラーとしての強さも兼ね備え、今の大人気となった。

21日の後楽園ホール大会のメーンイベントで、その人気絶頂ぶりを存分に堪能した。「G1クライマックス」2試合目のYOSHI―HASHI(35)戦。エンジのスーツで颯爽と登場した内藤は入場時、「グータッチ」の形をした手を両サイドのファンの方にいったんは差し出すも、ファンが手を出したとたんに引っ込める「ツンデレ」ぶり。試合に完勝した後は「ロス・インゴ―」の仲間・SANADA、EVILらをリング上に呼び寄せ、マイクを持つと、「この内藤がG1の頂点に行かせていただきます。8月13日の両国大会の決勝までトランキーノ! 焦んなよ」と渾身のマイクパフォーマンス。客席には感動のあまり涙を流す「プ女子」までいた。

控室でも、居並ぶカメラを順番に見つめると、見開いた目の前に親指と人差し指で輪を作り「目を見開いて、俺を見ろ」の決めポーズ。「どこまで格好良さを極められるか」―。それに命を賭けるプロレス界最大のトリックスター・内藤。35歳で旬の時を迎えた「制御不能のカリスマ」がファイトで、ファッションで、生み出すマネーで、マット界を引っ張っていく姿から当分、目が離せそうにない。

引用記事:スポーツ報知