日は「デスティーノの日」・・・いや「準デスティーノの日」かな???

2016年の「G1クライマックス26」。

内藤哲也は、Bブロック最終戦でケニーオメガに敗れた。

ファンから「ベストバウト」と言われながら敗れた。

そして、今のケニーオメガは、日本を代表する・・・いや、世界を代表するレスラーになった。

きっと、この試合がケニー・オメガ最大のターニングポイントだっただろう。

・・・私は、心の中でこのように感じている。

今現在の新日本プロレスを「もう一段階上」に持っていくためには、内藤哲也及びロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンとケニー・オメガ及びバレットクラブしかいないと考えている。

日本では・・・

内藤哲也及びロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン

世界なら・・・

ケニー・オメガとバレットクラブ

だから、決勝戦はこの2人でお願いします。

また、今のオカダ・カズチカ。いや、「G1クライマックス27」だけで魅せたハイテンションのオカダ・カズチカ。

素直に素晴らしいと思う。

何が素晴らしいって???

作られたオカダ・カズチカではなく「素」のオカダ・カズチカだからだ。

正直なところを言えば、2017.8.12 両国のケニー・オメガ戦でも「素」であり「ヒール」のオカダ・カズチカを魅せてほしいところだ。

最後に。

私が、望んでいること。

それは「もう一段階上」の景色。もし、内藤哲也が「G1クライマックス27」で優勝したら何をするのか?それが楽しみ。

だって、望んでいるものが手に入る瞬間ですからね。

例えば、インターコンチネンタルベルト。

内藤哲也は欲しいとは言っていなかった。

また、2015.10.12 両国での「東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦」で内藤哲也はパレハ「EVIL」を披露した。

この時も、内藤哲也は挑戦権利証について試合後にこのように話している。

内藤「痛てぇ〜。痛ぇよ。どこが痛いかって? 耳たぶかな? うわっ、スッゲェ痛ぇわ! これじゃあさ、次のシリーズ試合できねぇや!! 耳たぶが痛ぇよ!! そういう訳でさ、俺次のシリーズ出ないから。もちろんパレハも出ないから。よろしく。まぁ今日は、挑戦権利証なんて俺はどうでもいいんだよ。俺にとって一番大事なのは、パレハを皆様にお披露目することだから。ちゃんと、連れてきたでしょ? パレハ。スペイン語も喋れるパレハだよ。『Hola! (やぁ)』って話しかけたら『Hola!』ってちゃんと返してくれるからね。挨拶だけできれば、問題ないよ。9月シリーズ組まされてたさ、ジュース・ロビンソンは挨拶すらできなかったからね。彼は挨拶できるんだ。何も問題ないよ。でだ。で、彼の名前、知ってる? 知ってる? あれ? 知らないの?」

——渡辺(高章)選手……

内藤「彼の名前は『“キング・オブ・ダークネス”イーブル』だよ。イーブル。イーブルに、何か質問ある? イーブルの声を聞きたい? いつ聞きたいんだよ。今日聞きたいのか。今すぐ聞きたいのか。トランキーロ!! 焦んなよ!! イーブルだよ!!!」

引用記事:新日本プロレス公式

挑戦権利証なんて俺はどうでもいいんだよ。俺にとって一番大事なのは、パレハを皆様にお披露目することだから。



今の内藤哲也は、欲しいといったものが手に入らず、必要のないものだけが近寄って来るそんな状態。

2016.4.10「IWGPヘビー級」と初戴冠したときも「リングに捨ててきたのに、IWGPのベルトから、俺に歩み寄ってきた。」という表現をしている。

けど、今回は違う。

素直に欲しいと言っているのだ。

「G1クライマックス27」で優勝し利用しようとしている。また、今の俺なら最大限に利用できるとまで言っている。

それは、「もう一段階上」の景色を指す。

どーやって、我々プロレスファンを手のひら転がすのか?本当に見てみたい、いや、ぜひ魅せてください。

・・・ただ、あえて【深読み】はしておこうと思う www



もし、内藤哲也が優勝しないのであれば、優勝するのはオカダ・カズチカではないかと【深読み】している。

Bブロック決勝戦でケニー・オメガと引き分けて、優勝決定戦で内藤哲也が敗れる。

そうすることで、オカダ・カズチカは権利書を持つ。

そして、EVILと内藤哲也と「東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦」を行い、EVILに勝利し、内藤哲也に負け「1勝1敗」となる。

そして、決着をつけるのは2018年の東京ドームメイン。

そうすれば、ケニー・オメガとの抗争は2018年も続く。

また、下半期は【CHAOS】vs【ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン】の抗争だと私は思っているので、お客様を煽るのであれば最高のシチュエーションが出来上がる。

では、下半期は「IWGPヘビー級タイトル戦」は行わないのか?

・・・分からないが、そのために「IWGP US」を作ったという考え方も出来る。

さらに、【深読み】すれば、下半期に「IWGPヘビー級タイトル戦」を行わないことで、ベルトの価値はどんどん高まるのではないか?だって、オカダ・カズチカが権利書を持つということは、挑戦すら出来ない状態になるのだから。

まぁ、でも、気持ちとしては、内藤哲也の優勝を・・・スターダスト・ジーニアスの内藤哲ではなく、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン・内藤哲也の優勝を魅てみたい。