内藤哲也はインターコンチネンタルのベルトを破壊した。
その「意味」がいくつかあったが、1番の理由は「IWGP USヘビー級」の新設に対してだった。
そして、ケニー・オメガもベルトの乱立に対して不満をもたらしていた。
今週発売された週刊プロレスのオカダ・カズチカの記事にこのように書かれていた。
―― 今、新日本にはシングルベルトが4つありますけどIWGPヘビーのベルトを持っている立場として、その状況はどう感じています?
オカダ:うっとしいですね。
―― (4つもベルトがあると)いったい誰が一番強いのかが分かりづらくなると。
オカダ:そうですね。
―― オカダ選手から見ても、各ベルトの色があいまいに見える?
オカダ:ややこしいし、チャンピオンが多すぎますよね。そのうち、みんなチャンピオンになっちゃうんじゃないのって。
つまり、現在の新日本プロレストップ3人がベルトの乱立に対して不満をもたらしている・・・
しかし、棚橋弘至だけは違う。
棚橋弘至:(IWGP US王座が新設されて)始まる前から「No」と言ったらプラスなのか?マイナスなのか?判断できない。とりあえず、なんでもいいからやってみよう!と言うのが僕のやり方です。
それに対して内藤哲也の答えは・・・素晴らしい考えだと思う。けど、(IWGP US王座が新設されて)明らかにおかしいものに関しては、それに「No」と言った方がいいでしょ?だって、インターコンチネンタル王座と何が違うの?ただただ、ベルトを増やしたいだけでしょ?
「全員をチャンピオンにしたいだけじゃないの?」
・・・これは、内藤哲也&高橋ヒロムのワンダーランドで語ったことである。
(0:35:25~)
ここで【深読み】・・・
まず、「全員をチャンピオンにしたいだけじゃないの?」という内藤哲也の考え方をオカダ・カズチカは今週号の週刊プロレスで同じニュアンスで言及している。
オカダ:そのうち、みんなチャンピオンになっちゃうんじゃないのって。
内藤哲也は、「IWGP US王座が新設」されてすぐに不満をぶちまけた。目に見える行動が「ベルト破壊」だった。
そして、遅れて、ケニー・オメガとオカダ・カズチカもベルト乱立に対して不満をぶちまけていることを考えれば、内藤哲也の価値観に共鳴していることが伺えるのではないだろうか。
現在の新日本プロレストップレスラー4人のうち、棚橋弘至だけが「IWGP US王座が新設」に対して不満を言っていない。
つまり、マッチメイクに絡んでいるのは棚橋弘至になるという考え方も出来るのである。(アザゼル様の意見を参考にさせて頂いております。)
ケニー・オメガは、現在「IWGP USヘビー級王者」。そして、次期チャレンジャーにケイオスのYOSHIーHASHIが決定している。
この流れからケニー・オメガは「外道の仕業」と東スポwebの記事で答えている。
でも、近々のマッチメイクを考えるとユニット抗争がメチャクチャ。今までの流れと変わってきている。
・・・棚橋弘至のブッカー説もあり得るのかもしれない。
この記事を簡潔すると・・・
内藤哲也のベルト乱立に対する不満は、ケニーとオカダも同様の考えを持っている。しかし、棚橋弘至だけ違う考え方。だから、棚橋弘至が何らかの形でUS王座新設に絡んだ可能性があることを言いたかったのだ。また、最近のマッチメイクも読めなくなってきている現状はブッカーが外道ではなく誰かに変わった?それが棚橋弘至の可能性も・・・
マッチメーカー複数制にしてるのかもね
外道、永田、天山、真壁、棚橋辺りがマッチメーク権を持ってそう
外道はレスリングオブザーバーで最優秀マッチメーカーとってるから最終決定権は外道が持ってるのは間違いないと思う