2018年8月8日:神奈川・横浜文化体育館「G1クライマックス28」で「内藤哲也 vs SANADA」の一戦がある。
G1 CLIMAX 28 Night16 in Yokohama, the match order is set!! 【G128】https://t.co/0qnxQpBBQW#njpw #g128 pic.twitter.com/9RbVQXp2Hs
— njpw_global (@njpwglobal) August 6, 2018
2人は、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのメンバーであり、シングルマッチで初めて対戦する。
そして、当ブログを読んで頂いている方は「特に」このカードを注目しているだろう。
・・・私もその1人である。
目次
はたして、内藤哲也はSANADAにプロレスで何を教え、何を伝え、何を感じさせるのか?
私がこのカードで注目する点は勝敗ではなく、内藤哲也がプロレスを通して何を教え、何を伝え、何を感じさせるのか?の部分。
普段は、共に行動している2人だが、言葉では伝えられない部分あるだろう。
そこで、初めて「体で伝える」場面がきたという感じ。
EVILにはプロレスの「厳しさ」を伝えた。
2016年8月7日:静岡・アクトシティ浜松(EVILの地元)大会「G1クライマックス26」で「内藤哲也 vs EVIL」の試合があった。
この時の試合をあなたは覚えていますか?
最後、内藤哲也はデスティーノで勝利するのだが、その後の行動がとても「印象的で」今でも鮮明に覚えている。
BUSHIとSANADAを突き放した内藤哲也。
内藤哲也に敗れたEVIL。
ダメージも凄く、起き上がれない状態。
そこに、BUSHIとSANADAが起き上がらせようと手を差し伸べるが、内藤哲也は2人を突き放したのである。
そして、内藤哲也は、EVILの髪の毛を「ガシッ」と鷲掴みにし、強引に起き上がらせた。
つまり・・・
自分1人の力で起き上がれ!
プロレスはそんなに甘くはないぞ!
と伝えたかったようにも感じる。
そこで、今回のSANADA戦。
普段は、共に行動している2人だが、言葉はそれほど交わさない印象。だからこそ、体で内藤哲也は何かを伝えようとするだろう。
それが、厳しさなのか?やさしさなのか?は分からないが・・・
私個人的には「厳しさ」を伝えてほしいと思っている。
なぜなら、トップになれるだけの素質はあるのに開花できていないから。
あなたも感じていると思うが、SANADAはトップに立てるレスラー。しかし、何かが、まだ足りていない。それが、言葉なのか?ハングリー精神なのか?トップに立つという覚悟なのか?
ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに加入し「自由」は手に入れている。やりやすさも、金銭面での不安もないだろう。
また、今のSANADAは自分を上手く演じれているとも思う。
しかし、厳しさの部分は、まだまだ感じれていないような気もするのである。
内藤哲也は、どん底から這い上がってきて今はトップに君臨しているレスラー。
その選手が、何かを伝えようとするのであれば、普段見せないような「厳しさ」を感じさせた方が、SANADAのプロレス人生にプラスになると私は思う。
勿論、今のSANADAは素晴らしい選手。
でも、厳しさの部分で何かを感じ取れたら、さらに向上するだろう。
普段は、やさしい内藤哲也。
マジになると、どーなるのか?楽しみで仕方がない。
酸いも甘いも知っている内藤哲也だからこそ、教え方、伝え方、感じさせ方の部分に注目したい。
そして、そのメッセージを受け取る側のSANADAの表情や行動、しぐさや感情をファンとして感じてみたい。
SANADAに期待すること。
SANADA本人も、この内藤哲也の試合は注目度が高いことは知っているだろう。けど、私は言いたい。
「SANADAが思っている以上に注目されている」ということを・・・
その注目されているという感情。
内藤哲也なら知っていると思う。なぜなら、普段から会場のお客様と「会話」しながらプロレスをしているから。
なので、SANADAに期待することは、ガムシャラな部分。カッコイイSANADAより、感情をむき出しにしたファイト。
もし、内藤哲也戦で魅せられたのであれば、今後、感情むき出しのファイトも出来るようになるのでないか?
大げさに言えば、血を流してもいいと思うし、ボコボコにするSANADAもイイだろう。我々ファンが予想しているSANADAを覆してほしい。
あーーーーこんな記事を書いているだけに楽しみが倍増!!!
早く、明日が来ないかなぁ~ www
最後に。
2018年8月5日:大阪大会でSANADAはバックステージでこのような言葉を残した。
SANADA「なんかあの、最後に手握られた、あの感じが、凄い…懐かしかったですね」
これは、「ALL TOGETHER 東日本大震災復興支援チャリティープロレス」のときは指していると思う。
ただ、SANADAが感じた感情は、内藤哲也も同様に感じたと私は思う。そして、手を握った瞬間に何を伝えればいいのか?さえも分かったような気もする。
あの大阪での攻防というか?やり取り?
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8.5 #NJPW #G128 pic.twitter.com/YCqDo8dzQL— njpwworld (@njpwworld) August 5, 2018
どー見ても、内藤哲也の方が1歩、2歩上手だ!
「しつこい」「勝ちにこだわる」「独立性」みたいなものが欲しいですかねぇ。個人的な希望は、同年代のオカダだけには、感情むき出しに突っかかるような(タイトルもシングル・タッグ関係なしに)ことをしたら、新味が出て面白そうですけどねぇ。