橋弘至が週刊プロレスのインタビューで内藤哲也について語っていたこと・・・

「内藤じゃ、ビジネスできない」・・・

についてだけピックアップして私なりに書きたいと思います。

※この記事は、「棚橋弘至はビジネスが出来ない!」ということではありません。

まず、結論としては、内藤哲也はビジネスが出来る。

・・・これが、答え。

あなたは新日本プロレスワールドに加入されていますか?

現在の会員数、約5万人と戦略会議で言っていましたが、

第一の目標は、「パ・リーグTV」の会員数7万人を超えること。

打倒、パ・リーグTV!「新日本ワールドを日本一に」木谷オーナーが戦略発表会で明言!

将来的には、「10万人で日本一の配信サービス」を考えているそうですが・・・

10万人という「数字」だけ見ると増やすことが出来ればイイと想像しそうですが、決して「増やせばいい」という簡単な解釈をしては困ります。

まず、第一は・・・

既存の会員の維持と継続が重要なのです。

新日本プロレスワールドを視聴するためには毎月「999円」支払わなければいけません。だから、いかにして「継続」してもらえるかがカギ。

新規会員をとっかえひっかえしただけでは、現在の5万人も集めることは来ませんし、ましてや、10万人なんて無理な話。

イイですか?

はたから見れば、海外のお客様を会員にできれば数字は伸びると見えますが、やはり大事なのは「日本人会員」であり、しっかりと毎月「999円」支払ってくれるお客様達なのです。

それが、底を支える・・・私はこのように考えています。

勿論、それなりの根拠があるからこそ言っているのですが www

私は、経営者ではなく起業家。

つまり、経営に関して大口を叩くことは出来ませんが、起業家としてはある意味成功はしていますので、それなりのことは言える。

だから、起業家目線で話をするのであれば、「内藤哲也はビジネスができる」と言いたいのです。



例えば、あなたの近所にどこにでもあるような小料理屋があったとします。

でも、外見は、決して「きれいな建物」とは言えません。

けど、近所にはその店しかありません。

・・・そこで、しかたなく店に入り、食事をしました。

感想としては、「外見とは裏腹に料理はおいしい・・・」。

・・・しかし、おいしいからと言ったって、すぐには常連とはなりませんよね?

だって、おいしいだけのお店ならたくさんありますし、逆にまずい店を探すほうが難しいのですから。

・・・数か月後、なんとなくまたその店に入ってみます。

そしたら、店員が、「久しぶりですね~」と言います。

その時のあなたの心情は?

「1回しか店に来た時がないのに、なぜ覚えているの?」となりますよね?

それから、その「一言」気持ちよさと、定員の対応の良さがあり何度か通うようになってあなたは知らず知らずに常連となりました。

それは1回しか足を運んでいないあなたを覚えていてくれたから「だけ」ではなく、何回も通う内に・・・

  • 「今日のおすすめ食べてってよ、サービスするから」
  • 「いつもより、多めに肉増ししておいたから」
  • 「今日は、寒いね~これ飲んでみなよ、体温まるから~」

など、あなたに対して他のお客様より手厚いサービスをしてくれるからです。

つまり、常連に対して、きちんと「差別化」してくれているということなのです。

あなたは、これからもこのお店にずぅーと通いますか?通い続けますか?

いや、通うと思います。

だって、料理はおいしいし、店員さんの愛想はイイし、サービスもしてくれる・・・また、居心地も抜群!

・・・で加えて、イケメンがいて、可愛いお姉さんにがいれば、行かない理由などないわけです。

それが、私の答えであり、内藤哲也がビジネスが出来るということなのです。

イイですか?

棚橋弘至の視点は、何となくは分かりますが、私は従業員を多数抱えた経営者ではないので、「これだ!」という決定打を発言することはできませんが、内藤哲也の視点は私なりに理解しているつもり。

要は、継続会員を維持するための考え方が内藤哲也なのです。

内藤哲也と言えば、ストーリーを、そして、言葉のプロレスと言いましょうか?そーゆうのが得意ですよね?勿論、レスラーとしての凄さも一級品なのですが・・・

内藤哲也を追うと必然的にストーリー展開が重要になってくる。ビックマッチまでしっかりと見ていなければ、楽しみが半減してしまいますよね?

また、継続会員を維持するためには、コンテンツの重要性もカギを握ります。それでいて、毎試合の面白さも必要。

それを「すべて」満たしてくれているのが内藤哲也であり、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンだと私は思っています。

勿論、他の選手、ユニットも満たしてくれているとは思います。

けど、これだけの会員を維持できているのは、第一として内藤哲也であり、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンなのです。

だって、

毎試合、毎試合、テンプレ的な試合をしないでしょ?

試合後のコメントも面白いでしょ?

ストーリーもきちんと作ってくれるでしょ?

ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの皆さんは・・・

何をするか分からないでしょ?

で、もっとも大事なのはですね・・・

何かをしてくれるだろうという期待感・・・

けど、それは、二流のビジネスマンが考え付くことなのですよ。

すべては、その先・・・期待感の上の「想像以上の結果」・・・

ワクワク・ドキドキ

これが、新日本プロレスワールドの会員の維持と継続・・・解約できない心理なのです。

また、それが「内藤哲也はビジネスが出来る」ということなのです・・・私からしたら。

・・・まぁ、これも新日本プロレスの戦略で、内藤哲也とロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを「表に出さない」で「プレミアム化」しプロレスだけに集中させているからだと思うのですが。

逆に、棚橋弘至は、メディア出演で大忙しなわけですから、プロレスのことを考える余裕は内藤哲也よりはない。

だから、棚橋弘至と内藤哲也の相乗効果という結論に至るのですが・・・



最後に

何度も言いますが、「内藤哲也はビジネスが出来る」・・・これが私の意見。

2017.6.7 に新日本プロレスワールドで無料公開された「ワンダーランド」を見れば、内藤哲也と高橋ヒロムが視聴者のために「ネタを仕込んでいた」ことは誰でもわかったこと。

つまり、我々ファンのために番組を面白くしようと時間を割いてくれた。それが、継続会員の維持につながるのです。

面白いコンテンツ、話題が常に出されれば退会などしませんからね。また、月額「999円」以上の内容が常に更新されれば、会員さんだって出し惜しみするはずないでしょ?って話。

あっ!

そー言えば、棚橋弘至は週刊プロレスでこのようなことも言っていましたね?

「内藤は論点のすり替えがうまい、でもやり方は古臭いし、長くはつづかない」と・・・

それも、ちょっと、間違っているかなぁ~と私は思います。

長く続かないの部分。

・・・続きますよ、内藤哲也なら、高橋ヒロムなら。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンなら・・・

だって、もし、続かないのであれば、今現在、ファンを納得させる発言は出来ないわけで、納得させている言動を考えれば「センス」があるということなのです。

だから、続く・・・と言うより「センスは素」なので、無理をしているわけではないということ。

逆に、今の棚橋弘至は「怒っている」「ストレスが溜まっている」「内藤哲也を許せない」わけですから、その感情や心情は継続するのに体力が必要なわけですから続かないのです。

大事なのは、素でありセンス。

それは、言葉なのか?プロレスセンスなのか?と言われれば、両方ですが、素で出来るのが、内藤哲也でありロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンなのです。

まぁ、棚橋弘至は、内藤哲也のプロレス脳を否定していますので、続く続かないは、棚橋弘至の物差しで発言していると思いますけど。



追記

今週号の週刊プロレスを読むと、要所要所で内藤哲也を褒めるところを挟む辺りは、さすが新日本プロレスのエースと言う感じもしますし、「V字回復」させた第一人者とも感じる。

また、棚橋弘至にしか語れない「噛みつき方」をしている辺りは、さすがだなぁ~って、感心させられますけどね~大物だなって www

では。

【深読み】内藤哲也という存在が側にいることでメンバーにアドバイスしている状態にある。

【深読み】内藤哲也の覚悟

【深読み】なぜ、内藤哲也はあんなに人気・魅力があるのか?わからない・・・|新日本プロレス