石森太二について・・・今後、新日本プロレスのリングで活躍できるのか?ジュニアを盛り上げられるか?私の経験談を踏まえて【深読み】したいと思う。
まず、ボーンソルジャーとしてプロレスリング・ノアから電撃移籍したと言っていい石森太二。
・・・確か、バレットクラブ内紛抗争中に「新リーダー」説も流れていたが、結局、メンバーの一員となった感じ。
ただ、私が【深読み】したいのは、リーダーになるのか?メンバーになるのか?と言う話ではない。
今後、石森太二が新日本プロレスのリングで活躍できるのか?である。
・・・ここで、私の体験談。
私が昔「A」という会社で働いていた時の話である。
「A」という会社には、「仕事」というスキルをすべて叩き込んでくれた尊敬する上司が存在した。
その上司には、本当にお世話になったし、この上司に出会わなければ今の私が起業することも出来なかったと思う。
そんな中・・・
「A」と言う会社が倒産危機に陥った・・・
その時の上司の「次の行動」に若い私は面食らったのである。
その上司、次の転職する会社をいくつかピックアップしていたのだが、その筆頭に「B」という会社が存在した。
そして、その「B」という会社に倒産危機の事情を説明し、やがて「危機」が「チャンス」と変わったのである。
ただ、注目してほしいのが、掛け合った人物。
「B」という会社のトップに掛け合ったのではなく「部長」に掛け合ったということ。
普通なら会社のトップに掛け合うのが「筋」なのだが、その上司は部長に掛け合ったのである。
そして、私はその理由を聞いた。
そしたら・・・このように答えた。
こいつ(部長)は近いうち社長になるから。
つまり、長い目で見れば、現社長に掛け合うより近い将来社長になる人物に掛け合った方が自分の立場も維持できる。
勿論、「B」という会社の社長は面白くはないだろう。だって、社長を無視して部長に掛け合ったのだから。でも、社長はその部長の受け入れを「絶対に」無視できなかった。
なぜなら、他の社員より圧倒的な数字を叩き出していたからだ。
簡略的にまとめると・・・
自分が転職するときに、声をかける人物は、必ずトップ、または古株でなければならないということはない。
もし、実力、権力を持っているのであれば、その人物に掛け合った方が転職先での立場が有利になる。
なぜなら、プッシュしてもらえるからだ。
では、石森太二。
石森太二は、2018年5月4日:福岡国際センターで「ボーンソルジャー」として登場したのだが、その脇にいたレスラーは「タマ・トンガ」だった。
バレットクラブ・オリジナルメンバーのタマ・トンガが石森太二を紹介することに一見何の違和感もないと思うのだが・・・
また、石森太二自身も福岡のバックステージで「ありとあらゆるネットワークを使って、タマ・トンガとコンタクトをとって、今日登場した。」と言っていた・・・
もし、もし・・・バレットクラブの窓口がタマ・トンガだとしても、新日本プロレスのジュニアの頂点を目指す人間が、なぜ、タマ・トンガなのか?疑問でしかない・・・私には。
ここは、ケニー・オメガ、もしくは、ヤングバックスにコンタクトをとるべきだろう。
※東スポ記事でケニー・オメガが石森太二をバレットクラブに入れたと話している。
だって、オカダ・カズチカを見ればいい。
オカダは、ウィル・オスプレイを新日本プロレスに連れてきたことは有名な話だが、現在、ジュニアのトップとなっているだろう。
勿論、ウィル・オスプレイ自身の実力もあるだろう。けど、誰に連れてこられるか?誰からプッシュしてもらえるか?で、今後、新日本プロレスで活躍できるかが、何となくだが予想できてしまうのである。
もし、石森太二自身が、新日本プロレスのリングで闘いたい!そして、バレットクラブに入りたい!だけの「薄っぺらい」考えだけで参戦したのであれば、明らかにコンタクトをとる人物を間違ったと思う。
まぁ、【深読み】ですがね・・・
この記事すべてを簡略的にまとめると・・・
もし、石森太二が、ケニー・オメガにコンタクトを取っていたら今の新日本プロレスの「ケニーの立場」を考えれば、断然有利になったことは間違いない。だって、ケニー・オメガのプッシュがあれば説得力も上がるから。
・・・今のcodyを見れば分かるはず。
codyはケニー・オメガが連れてきたレスラー。IWGPヘビー級にも早々挑戦出来ているし、バレットクラブのリーダー争いまでに駆け上がっている。また、ファンの中で評価は上がっているだろう。
・・・ケニー・オメガ自身も、飯伏幸太と闘ってきて「盟友・ライバル」となったから今の立場が存在するわけで、人脈・選択で人生道を間違えることもあり得るってことだ。
最後に。
現在、新日本プロレスで活躍している選手で「選択」に成功したレスラーは私的に2人いる。
1人は、金丸義信。
もう1人はSANADAだ。
2016年4月10日:両国国技館で電撃参戦をしたSANADA。全日本プロレスのエースだった立場を捨て、フリーに。内藤哲也にコンタクトを取った!?真相は明かされていないが、エースと言う立場を捨て、全日本プロレスより稼げるようになったこと、そして、レスラーとしてより輝くことが出来ているのは「選択の成功」と言えるだろう。
BUSHIも内藤哲也について行くという選択肢を選んだことで、本隊にいた頃より明らかに輝いている。これも選択成功だ。
あと、ベストオブスーパージュニア25の記者会見を見ていたら石森太二はボーンソルジャーのマスクを持ってきていなかった。つまり、ボーンソルジャーという立場は明らかに「きっかけ」・・・または、キャラが定まっていない、さらには、自分の今の立場を分かっていないような気もする。
勿論、リング上でのパフォーマンスは重要。けど、新日本プロレスでのし上がっていくためにはヒールレスラーであるならば「キャラ」は必要不可欠。
最後に書きますが、「B」会社の部長、尊敬する上司が勤務してから2年後に社長になりました。
※更新・公開日:2018年5月18日
こんにちは、いつも楽しみに拝見しています。
こちらの記事を読みながら「タマ・トンガ」のバレクラリーダーストーリーが始まるのでは!?と、勝手に盛り上がってしまいました(笑)