ケニー・オメガの予定通り!?
「隙」に対して「罠」に引っかかった内藤哲也。
内藤は「ケニーに言われたくないな。『日本人選手は楽な戦いをしている』って、本当にそう思うなら、俺たちと同じスケジュールで戦ってみたら? 確かに俺たちに長時間の移動はないけど、現に明日(15日、所沢)から始まるシリーズに、彼は出ないんでしょ? とやかく言うんだったら、お前がマシン軍団の相手をしてみろ…いや、むしろ喜んで譲るから代わりにお願いします」と猛反論
引用記事:東スポweb
2018年6月9日:大阪城ホール大会でオカダ・カズチカの「V13」を阻止し見事IWGPヘビー級ベルトを初戴冠したケニー・オメガ。
ケニー・オメガは、その2日後に「二夜明け会見」の場で、このように話した。
日本人選手というのは、やはり『楽な試合をしてるんじゃないか』と思う。というのも、我々外国人選手のように長い移動もなければ・・・
私は、このコメントに対して内藤哲也が噛みついてくると【深読み】させて頂いたが・・・
案の定その通りに事は進んだ。
でも、これが内藤哲也の凄さでもある。
ファンの心を読みきっているのだから・・・
目次
以外と分からないレスラーから見るファンの気持ち。
私が、ケニー・オメガの「二夜明け会見」見て内藤哲也は絡んでくると【深読み】出来たのは、プロレスファンだからです。
プロレスを見て気持ちを高ぶらせ「素直に」楽しんでいる立場だから分かったのです。
これが、逆にレスラーの立場だったら・・・
違和感は感じたかもしれないが、「素直」に噛みつけないと思う。
だって、自分が感じる違和感がファンと同じか?分からないからだ。
例えば、おいしいと言われるラーメン屋さんがあるとする。そこに、行けば全員が「おいしい」と感じると思いがちだが、決してそうではない。
おいしいと感じる人もいれば、合わない、不味い、麺が嫌いなど批判的な感情を抱く人も存在する。
また、自分がおいしいと思うラーメン屋さん。友達を誘って行ってみたら意外と不評って話も世の中にはあるだろう。
つまり、自分の感情がすべての人に共通するかと言えばそうではないのである。
で・・・
私は、何を言いたいのか?
それは、内藤哲也の「素直さ」が「凄いスキル」であるということ。
人間と言うのは、人生経験を経ていろいろな知識が備わってくる。その知識が増えれば増えるほど「素直さ」を無くし、ひねくれてしまう。
・・・でも、ひねくれることを私は否定するわけではない。
ただ、レスラーとして人気を得るためには「ひねくれNG!」だと思う。
たまに、的外れなコメントを残す選手も存在するが、ある意味それはひねくれていると言えよう。
・・・そこで、内藤哲也の名言に繋がる。
思ってることはさぁ、声に出して言わないと誰にも伝わらないから。皆様を楽しませたければ、周りの目を気にせず、まずは自分自身が楽しむこと。
※ 2017年8月13日:両国国技館「G1クライマックス27・優勝決定戦」でケニー・オメガに勝利し自身2回目の「G1制覇」となった試合後のコメント。
この名言通りこのケニーと内藤のやりとりをまとめるなら・・・
内藤哲也は「思っていること」を声に出して言ったまで。
ただ、内藤哲也の思っていることは「ファン的立場」の気持ちだから多くの共感を呼ぶのである。
でもね・・・
内藤哲也って・・・
たまに「ひねくれるコメント」を残すこともあるんですよ。それが、正論で「説得力」のあるメッセージなのでこれまた「共感」を巻き起こすわけ www
最後に。
内藤哲也が噛みついたスピードについても言及したい。
- 二夜明け会見は6月11日。
- 岡本氏をお好み屋さんに呼び出したのが6月14日。
・・・この間わずか「3日間」。
そして、15日からは「キズナ・ロード」がスタート。
もしかしたら、誰かが試合後のコメントでケニー・オメガの発言に噛みつくかもしれないと思ったから!?また、シリーズに入るとまた新たな「話題」が出来てしまうかもしれないから!?その前に噛みついてやろう!と「即行動に移した」内藤哲也のスピード力。
さすがである。
結果、15日の試合後のコメントで棚橋弘至が反論してましたよね?
「日本人レスラーはぬるい戦いをしてるって言ったヤツへの答えだから。なめんなっつうの」
引用記事:新日本プロレス公式
まぁ、記者に煽られてですけど・・・www
ケニー・オメガ表紙!IWGPヘビー級「初戴冠」|週刊プロレスを読むなら「楽天マガジン」がおススメ!
※楽天マガジン:月額380円(税抜)で約200雑誌が読み放題! 31日間無料でお試しでき、楽天ポイントも貯まる! 最大5台のスマートフォン・タブレットで利用が可能。
勿論、週刊プロレスも読める!
18誌前のバックナンバーまで。
ちなみに、「dマガジン」では、1誌前のバックナンバーまでしか読めません。また、「Yahoo!ブックストア」では、12誌前まで。
週刊プロレスをネットで読むなら「楽天マガジン」おススメ。
⇒ 楽天マガジン